自分らしく成長できる場所で、
未来の医療を生み出す
研究開発職/研究開発部 開発グループ 研究員(男性)2024年入社 生体医工学専攻 修士卒
試行錯誤を重ね、新たな診断技術をつくる
学生時代に空手でけがをした経験から、治療や人体の仕組みに関心を持つようになりました。生体医工学を専攻したのは、より多くの患者さんに役立つ医療研究に携われると感じたからです。大学ではDNAチップ研究所の受託サービスを利用しており、その独自性の高い技術力に触れたことが、入社を志望する大きなきっかけになりました。
現在担当しているのは、新規診断技術の開発です。実験方法の検討や薬事試験を進めながら、臨床応用につながる技術の具現化に取り組んでいます。企業では実用化・コスト・市場性の3つを同時に満たす必要がありますが、その制約のなかで最適解を描いていくプロセスにおもしろさを感じています。
業務では検体を扱う緊張感もありますが、学生時代とは異なる分野に触れることで、新しい知識を吸収したいという意欲が自然と湧いてきます。テーマは常時、複数個を並行して進めており、希望すれば新規プロジェクトに加わることも可能です。入社1年目に提案したテーマが採用され、リーダーを任せてもらえたときはとても嬉しかったですね。
一方で、研究が実用化されるまでには年単位の長い時間がかかります。仮説どおり反応が進まず、最適条件の探索に半年以上かかったことも。条件を一から組み直し、反応効率を大きく改善できたときの達成感は格別でした。毎回一筋縄ではいきませんが、粘り強く取り組んだ結果が品質向上や新しい検査方法につながり、医療現場で多くの患者さんの役に立つ。その実感が、何よりのやりがいです。
安心して挑戦できる環境が、成長を後押しする
入社後に強く感じたのは、年齢や立場にとらわれず、自由に意見を交わせる風通しの良い雰囲気です。まだ知識も経験も浅い私の質問や意見に対しても、先輩方が真摯に耳を傾けてくださったことが印象的でした。その環境のおかげで安心して学びを深めることができ、自分の考えを積極的に発信する姿勢が自然と身についていきました。
そんな社風もあって、私はどんな結果にも素直に向き合い、隠さず共有することを大切にしています。思いどおりの成果が出ないときこそ、正直に伝えることが開発を前に進める第一歩です。目先の評価に左右されず、チームで大きな目標に向かって歩み続ける。この姿勢こそ、DNAチップ研究所に根付く「強さ」だと感じています。
知識を広げ、視野を広げる学びの場が多数
日々進化していく技術や医療にキャッチアップするためには、日頃からさまざまな事柄に対して疑問を持ち、自主的に調べることが大切です。多くの論文に目を通し、さまざまな分野の学会に足を運んで最新の研究に触れるなど、アンテナを張って多角的に情報を収集することを心がけています。最近は社内で開催されるバイオインフォマティクス講習に参加したことをきっかけに、未経験だった解析にも関心を広げています。
また、社内には各分野のスペシャリストが在籍し、部門を超えた交流から得られる学びも非常に大きいです。研究開発だけでなく、事業部・企画・薬事・品質管理など、多様なキャリアパスが開かれている点も、DNAチップ研究所ならではの魅力だと感じています。
今後の目標は、肺がんコンパクトパネル®に続く新しい診断技術を自らの手で生み出し、早期診断と最適治療に貢献すること。多様な学びの中で専門性を磨きながら、医療の未来につながる研究に携われることは、この職場ならではの価値です。これからも新しい技術の創出に力を注ぎ、未来の医療に寄与していきたいと考えています。